平成22年4月法令改正に伴う処理

注意:医薬品を新規に登録した場合、3月31日までは、現行薬価(画面上は旧薬価)として登録されます。

登録後、初期画面7の1で新薬価を登録しておいてください。パソコン内部には現行薬価(3月31日まで使用する薬価)が旧薬価マスターとしてインストールされています。

 

医療機関のコード番号(薬局でも同様のコードがあります。)の設定が必要になります。(予定)

4月以降処方せんに医療機関コードの記載が有るようです。

プログラムでは、医療機関コードの設定を追加しました。

まず、当面は医療機関コード(以後コード)が設定の 有り・無し を医療機関の検索画面で表示を分けてあります。

図のように 医療機関名の前に「*」が添付してある場合、設定されていません。

処方入力の時、未設定の場合、全て「*」を添付するようにしました。設定されると「*」は表示さません。

設定方法は、この画面で 訂正=番号−エンターで設定できます。

例として、61番の医療機関の訂正をおこなってみます。 61−エンターで設定画面に移行します。

病院名の変更画面になりますが、飛ばして行きます。 エンターで飛ばします。

医療機関コードの入力画面になりましたら、10桁で登録します。

例として1421234567エンターでやってみます。

因みに 14は神奈川県コード 分類番号1又は2又は3(4は調剤) と コード7桁 の合計10桁

処方せんには、分類番号の記載欄が無いようなので必ず確認します。電子レセでは必須のデータとなります。

同医療機関への複写=* と表示されます。もし、複数登録されている場合、*エンターで一括処理されたほうが便利です。

検索名の設定になりますが、変更等なければ 飛ばします。

一括複写の確認が出ますので、実行します。 *エンター

上様等で、医療機関の設定を行ってください。

設定の有無については、集計後の病院リストに 未設定の場合 病院名の前に「*」が表示又は、印刷されます。

レセプトでは、4月請求分(実際は5月に請求する分から)よりデータとして排出されるようになります。それまでに設定をお願いします。

電子レセチェックでは、3のデータチェックでチェックします。

注意:電子レセでは、都道府県番号の後の、分類が必要です。

薬局の場合、調剤分類=4 のようになっています。

処方せんでは、分類番号の記載が無いようなのでご確認ください。

 

A品体制加算の設定

後発品体制加算のランクは、ご承知のとおりです。詳細は省きます。

算出方法は、集計画面で行います。今まで通りの集計ですが、数量ベースのため、Cで集計してください。

集計後、このような画面が表示されます。 Cエンターで数量ベースの 率が表示されます。

エンシュアリキット等・医療機材料は計算から除外してあります。

尚、Cの替わりに 小文字の c エンターで シミュレーションできます。

先発薬品のコード番号を控えておき、10品目まで設定し仮計算できますのでご活用ください。

シミュレーションでは、一度Cで集計した後にcで開くと、先発品で数量の多い順に10品目リストを表示します。その薬品の率と、それを全て後発品にした場合の全体の率を表示します。2010/1/27追加機能

 

加算点数の設定は、プログラム内部で処理します。

加算する年月の設定は、月単位で設定します。

初期画面6の各種基本設定を選択し、Kエンターで設定に移行します。

Kエンターで

仮に40エンターとします。

まず、22年3月(201003=1003)までの設定表示が出ます。

切り替え=−エンターで、22年4月以降2年分に切り替えます。

22年4月(201004=1004)からの表示に切り替わります。

このままでは、今までの設定になりますので、 

ランク別に 20%超え6点=A 25%超え13点=B 30%超え17点=C

設定します。

仮にランクから外れてしまい算定出来ない場合は

  1004エンターとし

加算無し=−エンターで加算設定を無くします。

仮に5月からAランク(20%超え)の加算が出来る場合は、 年月を 1005エンターで

Aエンターします。

 *1004−*1005A* と1004は加算無し、1005以降は Aランクとなります。

月毎に設定します。

B     特定薬剤管理指導加算(新設)について

管理指導料の加算は、常時の場合、患者画面の14から16の中に「特定管理」を登録します。

処方毎の設定の場合、加算設定画面の 77番です。「特定管理」設定の場合、自動で設定されます。

略号として SF を使います。

 

C     調剤明細表印刷について

 

 新しい機能として、調剤明細表の印刷を追加しました。

 印刷には、新しいバージョンの「薬袋印刷2010」 をインストールしセットアップするか、新バージョンの「薬品チェックNEW」をインストールし起動させておく必要があります。

薬袋印刷は、薬局様毎に設定が違うため、とりあえず印刷を行う場合は、新バージョンの「薬品チェックNEW」をインストールし起動させておきます。

新しいバージョンの「薬袋印刷2010」でのプレビューは

赤い部分となります。A5サイズは、薬袋メインのプリンターにセットしてあります。

6は、領収書のプリンターのカセットにセットしてあります。

プリンターの機種が変わると初期化される場合がありますので、プレビューを出して「ページ設定」で設定をお願いします。

「薬品チェックNEW」では、下図のようになります。

印刷方法には、メインの画面で設定が必要です。(現在、テスト段階の為設定が必要ですが、ミス等が無くなりましたら設定は不要となります。)

初期画面6の各種基本設定で、↑ で 45番の第@設定で (F2)を追加します。

4月以降設定は不要です。全て新裏印刷に切り替わります。

設定が終わりましたら、画面を終了させ上様等で薬品を登録し

TABキーを押します。

右下に、明細A5=5 A6=6 の表示が出れば、新バージョンの裏印刷画面です。

ここでA5サイズ印刷の場合は 5エンター  A6サイズの場合は 6エンターを押します。

常に領収書と一緒に明細表を印刷する場合、初期画面6の↑の40番の第@設定

(M6) A6 か (M5) A5 を追加すると、領収書発行と同時に印刷されます。

(m6) A6 か (m5) A5 を追加すると、 f・2 から印刷出来ます。

D     一包化加算について

4月より、調剤料は普通の内服となり、一包化加算が付きます。

加算要綱はまだ不明ですがプログラムを変更しました。

簡単な内容ですが、ここで今まで通り ++エンターします。

7日毎にここでは 300円の加算として設定しています。

加算は、服用時点で一包化の場合は必ず、2剤目に加算するようにしてあります。

(投与日数で加算点数が異なるための処理です。)

1剤に3種以上の場合は、その剤の中で加算するようにしました。

このような場合、14日分で計算としてあります。

++エンターではできる限り正確な剤に加算設定を行うようにしてあります。

ただし、算定要綱によって剤毎に加算が取れる場合には、後で検討します。ありえないですが?

日数の変更等で、投与日数が異なる場合、++エンターで算定位置を確認してください。

 

計算だけの場合、一包化加算を追加すれば済みますが、薬袋との関連があるため、++エンター等はそのままとなっています。

 

最新プログラムをインストールされると、4月の処方を登録出来るようになっています。

試しに、やってみて下さい。  正規に登録されますのでご注意ください。