薬情印刷のフォーマットをバージョンアップして、後発品情報を印刷しよう

4月より、薬情印刷で 後発品情報が必須となります。

(平成24年1月以降に 薬袋印刷を導入された薬局さまは既にセットアップ済みです)

設定方法 現在 4種類あります。

後発品を在庫し 先発品とリンクしてある場合、その薬品名を印刷します。

 

@       薬剤情報印刷(通称 薬情)印刷に 後発品情報を載せて印刷する。

A       薬情印刷+後発品情報印刷

B       後発品情報印刷のみ

C       薬袋印刷を使った情報提供(3/31更新)

尚、後発品設定(メインPCの薬品情報に設定する後発品情報)はどれも同じです。後記参照

設定方法AとB

下記に薬情印刷でのセット方法を記載しますが、セットアップ出来ない、または、別の印刷でとご希望の場合

裏印刷機能を使い、後発品情報の印刷も出来ます。通常の薬情印刷をキャンセルする機能も付けました。

設定A 

裏印刷レポートから印刷する場合、初期画面6の↑キーの49番@設定で

 (KCC) を追加してください。 薬情印刷に伴い印刷します。

設定B

裏印刷(処方せんの裏印刷)からのみ印刷(薬情印刷なし)する場合は

(KCCURA)とします。注意:薬情印刷はキャンセルになります。

薬袋印刷の情報を薬情としている薬局さま向けです。

登録薬品に後発品情報を設定することで印刷されます。

設定Cは 最新バージョンの薬袋印刷フォーマットが必要です。

処理時間の設定は 1000ms(1秒)となっていますが、PCの処理速度等で対応しきれない場合

2000(2秒)とかに変更すると良いです。

設定は初期画面 I の12番です。

後発品情報設定画面

薬袋印刷用の場合、初期設定は、印刷停止になっています。 

10番設定の 0 は停止を意味します。

10番設定で 

1 は情報提供で 「後発品」「先発品でも後発品が無い」場合 キャンセルします。

2 は調剤数量を計算し差額表示印刷で 負担割合に応じて 金額を 四捨五入して 10円単位で印刷の場合です。0割の場合0円となります。ただし、単純計算です。実際には剤において薬価の四捨六入するためずれる場合があります。そのため、約の文字を追加してあります。

3 は上の2設定で 負担割合で無い10割分の数値です。

4 は 無料(0割)の患者さんには一切印刷しない場合

5 は 無料(0割)の患者さんには10割印刷

* は 薬剤情報印刷(薬情印刷)を実施した場合、薬袋印刷での印刷をキャンセルします。

たとえば 先発・後発品なしはキャンセルで 差額は 負担割として 無料の方は印刷しない場合

124 と設定します。羅列設定です。 ただし 0を含むと印刷はキャンセルされます。

1割負担計算例

10割計算例

ディオバンは後発品がまだ無いので、設定 1 で 印刷キャンセルしてあります。

キャンセルしない設定の場合は 後発品無し と印刷します。

 

 

【後発品設定】

後発品情報は、4月1日よりの切り替えが無いため、更新処理後の3月31日にもう一度実施してください。

また、新たに後発品が追加された場合等も実施お願いします。

次に(どちらが先でもOK)、メインパソコンでの後発品情報を設定します。

初期画面 7の4で 薬品チェックの画面で行います。

4を選択します。

2が新たに追加された機能で、登録されている薬品の後発品の有無・薬価の最低薬価から最高薬価を登録します。

約2万品目の全薬品から吸い出していますので相当の時間を要します。

閉店後にでも処理させておいてください。

ただし、薬価が改正された場合、新薬価吸い上げ後に同様の事をしないと、新薬価に対応しませんのでご了承お願いします。

薬品設定画面では、このように表示されます。 この場合 後発品で 5.6円から10.8円の薬品あります。となります。

尚、新規に薬品を登録する場合に(薬品入力で .エンター)に後発品の検索をしてください。

 

設定@ 薬袋印刷フォーマットの変更処理

最新バージョンをインストールされ使用する場合は不要です。

薬情印刷で患者さまに提供するものですが、今までのフォーマットに少し手を加え印刷出きるようになります。

しかし、現在セットされている薬情フォーマットでは印刷できないために、コピーして使います。

手順としては、現在セットされているフォーマットの名前を若干変更してコピー&ペーストで貼り付けます。

貼り付けた後に、リンクを再構築するための作業があります。

問題は、間違った操作で現在の機能が失われてしまう恐れがあるため、現在の薬袋フォーマット全体を何処かにコピーしておきます。万一に備えてですので、必ず実施してください。

まず、コピー先を決めます。

例として、マイドキュメント が一番分かりやすいですね。

次に、現在使用の「薬袋フォーマット」がどこにあるか確認しコピーします。

場所は、デスクトップのアイコン(ショートカット)のプロパティーで分かります。

アイコンの所で、右クリックするとプロパティーを選べます。クリックします。

C:\ にあることが分かりますので、マイコンピュータを開き探します。

右クリックでコピーして、

保存場所で「貼り付け」します。

編集を開始します。

薬袋印刷フォーマットを開いて、右下× で停止させます。

次に、四角をクリックし、全体表示から部分表示にして見やすくします。

 

ダウンロードした「後発品データ表示薬情フォーマット.mdb」を開きます。

コピーするのは、上の3個ですが、使うのは1個です。

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薬袋印刷フォーマットの画面で

レポート(印刷するフォーマットが入っています。)をクリックします。

コピーして入れ替えるのは、上の赤印の3個です。

まず、名前を変更します。右クリックで

名前の変更をクリックします。

色が青くなった状態で、カーソルを合わせてクリックして追加します。

青い状態で文字を入力すると、青い部分は全て消えますので注意してください。元には戻りません。

ここでは、Mを追加しました。

3個同じようにします。

次に、「後発品データ表示薬情フォーマット.mdb」の1個づつコピー&ペースト か ドラックアンドペーストで薬袋印刷フォーマットに貼り付けていきます。

このような表示が出たら、名前が正しく変更されていませんのでキャンセルし、正しく名称を変更します。

 

貼り付けは完了しましたので、右クリックで デザインビュー を選択します。

グレーの空の部分で 右クリックし プロパティ を選択します。

レコードソースは 3個とも 必ず KUKUクエリです。間違えないように

ここで、右の三角をクリックします。

レコードソースが表示されますので、必ず 同じ 「KUKUクエリ」をクリックします。

これで リンクは完了です。 × で閉じます。

内側 × で 上書き保存します。

3個とも同じように行います。

設定が終了したら、フォームを開いて、プレビューを出してみます。エラーが無いか確認します。

エラーが有る場合、リンクの設定がだめだった場合です。

「取り寄せ品」等のコメントを変更する場合や「停止」させる場合は 下記で 設定できます。

その他の設定 I のキーを押します。

12番を選択します。

停止させる場合は 1に停止 と入れます。