電子レセでFDを使わないで請求する方法

FDも次第に溜まってきて保管場所等の問題も出てきます。そこで、FDを使わずに請求出来るようにしました。

オンライン(電子レセ)の場合、国保・社保とも同じファイル名のため、ホルダーで保存場所を分けています。

国保は「レセ国保」社保は「レセ社保」の中にデータが作成されます。

下記の設定は、薬袋印刷用パソコンのCドライブを基本に設定してありますが、USBメモリーで別のパソコンで請求する場合、Cドライブの中の「レセ国保」レセ社保」ホルダーをUSBにコピーして使用出ます。

FDを使用しないでオンライン請求する方法として、請求用(薬袋印刷用PCを兼ねている場合)パソコンに直接請求データを記録する方法があります。

パソコンのHDに記録する場合、ネットワーク上でHDの共有設定を行います。

HDは事前に共有設定を行っています。マイコンピュータで共有設定を確認します。

 手の印がついていれば共有設定済みです。

メインパソコンにネットワークドライブを設定します。(LANネットワークを使いメインパソコンに物理的なHDを作ります。)

ドライブ名は、必ず :ドライブとします。(混乱を防ぐためドライブ番号を固定にしています)

メインパソコンで「マイネットワーク」を開きます。

ネットワーク全体が表示されますので、薬袋用パソコン(オンライン請求を兼ねる)パソコンを開くます。

ほとんどの薬局さまでは Printsw** と名前がつけてあります。

当方は、Snowsub を使っているため、そこをダブルクリックすると

表示されます。ホルダー形式で C が薬袋印刷用の Cドライブになります。

ここを右クリックしネットワークドライブの割り当て(M) を左クリックします。

Y:を選択します。

必ず、ログオン時に再接続(T)にチェックを入れておきます。

設定が終わりましたら、マイコンピュータを開き、Y:ドライブがある事を確認します。

薬袋印刷用パソコンのCドライブには、 レセ国保 レセ社保 のホルダーにデータが作られます。

このホルダーは、レセプト発行プログラムで、データを排出(書き込む時)時に作られます。

レセプト発行処理での設定は、レセプトデータの吐き出しドライブ番号を Y:に設定し終了です。

吐き出しドライブの設定はレセプト発行処理のプログラムで

Sで設定します。上の図は、FDドライブを指定のため。FDが画面にあります。

ドライブの指定ですから 1エンターです。

ネットワークドライブは必ず Y:ドライブに指定してください。それ以外は設定できないようになっています。

Yエンターです。

Yドライブは、プログラムでHDと認識させますので、HDと表示されます。

また、FDの時にあった、分割登録は必要ないため、FD分割件数は黒色となり機能しません。

以上で設定はOKです。

請求時の設定を変更する。

オンライン請求時にFDドライブから、請求用パソコンの設定を変更します。

オンライン請求の際、読み込み先をFDドライブから、「レセ国保」「レセ社保」に変更します。

国保の場合は、「レセ国保」

社保の場合は、「レセ社保」のホルダーを指定します。

下図は「レセ社保」を指定した状態です。

これで、設定はOKです。

この設定は、変更するまで有効です。

FDを使わない場合、提出データは上書きされますので、データを保存する場合、別の場所に保存してください。