オンライン返戻・再審査返戻の処理について

実践編

紙レセでの返戻再請求処理から オンライン再請求処理について

オンライン請求画面で 

返戻レセプトを開くと当月分と再審査分があります。

開いてダウンロードします。

保存ホルダーは 国保は レセ国保  社保は レセ社保 です。

データ名は、国保 社保 共に 同じ名称ですから 間違えないようにします。

ダウンロードが済みましたら、レセプト画面を開き確認します。

今回新に、データの有無が分かるようにしました。上の画面では 返戻 1 再審査 2 データあり

ます。オンラインでダウンロードしたデータの年月を表示してあります。

上記の例は 28年1月の請求で ダウンロードした時の 内部データの年月です。

28年1月の場合 2712(27年12月のデータ)となります。

9で PC内部の処理に使う添付データを初期化しておきます。

次に8を選択します。

ダウンロードしたデータがある場合、上記ように表示されます。

国保返戻は 赤文字なので 無し 他はあり

この画面を開けた段階で、ダウンロードしたデータは、年月でコピーを作り保存されます(自動的に現在あるデータを年月を添付し保存)。全ての処理が終了しましたら、ダウンロードした元データを削除しておきますかなり重要です。毎月返戻データがあることになります。1234処理

ここでは、社保返戻 の 2を選択すると。

1件あることが確認できます。 返戻対象は [2711]→27年11月分 です。

患者コードは 16646番となっています。

印刷は *エンターで印刷(裏印刷から印刷されます。用紙をA4用紙をセット)できます。

患者データを修正後 オンライン再請求を行ないます。

再審査返戻もありますのでお忘れなく。確認は全部で4箇所(白文字の部分)です。

 

再請求で一括で請求する方法もありますが、

当方は 普段の本請求分を請求後に 1件づつ発行し再請求分のみを後から請求しています。一番安心です。

 

そのままエンターで戻ります。

修正がすみましたら

レセプト発行画面で既に請求済みの部分を削除しておきます。

C を選択し 4エンターです。

次に、既に送った 電子レセデータを削除します。

1件発行で、まずは、既に送って完了したデータを削除しておきます。

Cエンターです。 ( 全部=S は通常の発行患者リストも初期化します→ 一括発行時使用)

次に 返戻となっている 国保 又は 社保 患者で データを登録しますが 

番号の後に 返戻の場合 −  再審査の場合は − − 

例として 9の社保家族の場合で返戻では  9−エンターです

注意:請求先が変更されている場合 国保から社保  社保から国保 の場合 1次請求となりますので、通常の1件発行です。

社保と国保が入れ替わっている場合、例 社保で返戻され、国保で再請求する場合、1次請求となり、返戻データの添付は必要無く(添付すると受け付けエラーとなります)、返戻処理とはしません。

このような場合、通常の1件発行でも行います。しかし、1患者で2件のレセプトがあった場合、仮に、2件の返戻があった場合にはOKですが、1件だけ(残りは別の月に返戻されたような場合)の場合、通常の1件発行では、2件分排出されてしまいます。この処理では、返戻されたデータを参照しますので、返戻されていないレセプトは発行しません。

無い場合、その旨が表示されますのでご確認ください。注意:患者の更新処理などで、コード番号が変わった場合には注意して下さい。仮に何らかの理由(更新処理など)で更新した場合、患者コードの指定が出来ます。

重要:月の途中で、保険が変わっていた場合(月の途中で後期高齢者になった場合)は、後期高齢者分のみ、新規に請求することになります。ご注意ください。

継続処理前の患者コード(返戻時の患者データにあります)を入力し処理を続けます。

間違えてコードを入力した場合、又、同様の画面になります。

例え、コードが合致しても、請求年月や患者名が違うと登録出来ない旨が表示されます。

排出処理を実行します。

注:調剤年月・患者名・医療機関名が一致した場合のみ排出されます。患者名・医療機関の変更は行わないこと。

調剤年月・患者名・医療機関が一致した返戻データを自動で探し、見つかれば、排出完了確認の画面が出ます。

1患者コードで、最大99件の返戻データが使えます。(これだけあれば大丈夫のはずです。)

 

複数枚有る場合、2重再請求にご注意ください。

間違って、2重請求(2回同じ患者さんを1件発行してしまった場合)してしまった場合、初期画面での

Cで一旦消去してから、発行しなおしてください。