標準体重を活用しよう

あると便利な機能だと自負しています。

40の第A設定に (KG) 追加で作動

厚生労働省から発表されている 乳幼児(0歳〜14歳まで)の平均体重から、お子さまの処方内容についてある程度確認を出来るようにしてあります。

追加機能として、処方を受けた時の体重データから、平均体重との差(係数)を患者データとして登録する機能です。

これにより、数年後にもある程度の目安体重が計算され表示されます。勿論、その時点で体重をお聞きすることが前提ですが・・・・

画面では 3才8ヶ月 16Kg(1) と表示され 16Kgは ()内の係数を標準体重に掛けた体重となります。

画面では 四捨五入されます。

右下は、簡易薬歴の部分ですが、その部分に 13才までの標準体重()と係数を掛けた体重()グラフが表示されます。係数1の場合は 赤のみ表示

白色縦線は、現在の年齢線です。

体重設定は 体重K() エンター で登録しますが、そのつど グラフの表示があります。

また、 K()エンター で グラフを見ながら 体重設定が出来ます。上の図

 

処方データ登録時に、プロキロ設定されている薬品については、確認できます。

薬品入力画面で → キーにて表示 → → で戻ります。

 

小児科の処方を受けておられる薬局さまには便利だと思います。

入力間違えで異常な薬剤数量を登録すると警告もあります。

当方は何度となく助けられました。お薬手帳に印刷されてしまうのであせりますからね。

開発理由の一部はそんな所からです。

:厚生労働省平成12年乳幼児身体発育調査より

 

プロキロ設定については下記です。

 

調剤薬品の通称「プロキロ=/Kg」の設定を追加し、薬品登録の時に画面に表示するようにしました。

設定には、「力価」「プロキロの範囲」+極量 を設定しますが、 極量は、任意(タミフル等必須)です。

力価の設定は、 55エンターです。

薬品名から推測した数値が表示されますが、必ず、ご自分で判断お願いします。

内部の処理として、単位(mgやμg)は関係なく、数値だけで処理しています。

プロキロ入力も、同じ単位にそろえてください。

力価を設定すると、上の画面のように 「 P=(      〜     /Kg/day)」が表示されます。

尚、坐薬については 年齢となります 例 0.1歳から 3歳とか

設定は Pエンターです。

min と max を必ず設定します。(内服です。)

min=max の場合、 両方に入れます。

注意:ここの部分は以前、薬袋に印刷するコメントの文章番号に使用していた部分ですが、現在使用していません。そのため、今回この部分を使うことになり、文書番号データが既に登録されている場合、0で消すことをお勧めします。

実際の画面では、「ゾビラックス顆粒」の場合では、下図のように表示されます。

↓の矢印で力価入力も出来ますが、この時点で、患者の体重を入れてみます。

例として、16Kgの場合、16K 又は 16ノ エンター

体重設定がされ、体重に対応した 力価と薬剤の重量が表示されます。

一度、体重設定されると、次の薬剤を選択した時に、自動で表示されます。

 

プロキロ設定・極量については、能書等を参考に独自で設定をお願いします。

 

監査表印刷

41番A設定に (B30P) を追加します。

4用紙(裏印刷レポート使用)で印刷されます。印刷は 薬剤情報印刷と一緒に印刷されます。

分封紙の重量設定は必須です  初期画面 I の 3番で 分封紙の重量を設定します。

当方は 0.442g で無何かな 湿度により若干の変動がありますがね

 

投薬びんの目盛の設定は 11番です。 シンリョウの容器の設定は あります。

30 60 100 150 200

シロップ剤で どの容器を使うと 一番効率が良いかのレポートです。