シロップ剤で、薬びんの選択補助機能を追加しました。
また、散剤の計量に必要な 監査用データを追加してあります。
(容器選別プログラムを作っていく段階で、散剤の1包重量も全く同じ処理過程で算出できることに気付き追加、めったに来ない液剤ですが、散剤はチョクチョクあるので、自動印刷も追加し、今では大活躍です。自分としては久々の自信作です。是非ご活用ください。)
簡単な場合は、直ぐに容器の選択ができますが、量が多かったりした場合、当方は処方せんを見たとたんにフリーズ状態で、しばらく手が止まってしまい、頭が混乱状態に陥ります。
そこで、手助けとして、必要な薬びんを算出するシステムを追加しました。
プログラム処理はかなり複雑で簡単に言うと容器の目盛(メモリ)1目盛の容量から逆算して容器の種類を選出します。 初期データは シンリョウの容器を参考に設定してあります。 多分 大丈夫のはずですが、ご使用の際はご確認ください。
薬剤情報印刷(*エンター)に連動し自動印刷させる場合は
各種設定の 41番の 第2設定に (B30)を追加すると データがある場合に 印刷してくれます。
分包紙の重さは、容器等重さ設定の3で設定します。
注:自動分包器の機種により1包当たりの重さは違いますので必ず複数枚で計量し1包重量を算出します。
監査では、入力ミス等も確認できます。・・超便利です。
確認や独自設定は、初期画面 I で設定画面に移行します。
11番が 薬びんメモリ設定です。
当方で実際に使っている容器は 30 60 100 150 の4種類ですが
120は 60を2本 200は 100を2本 300は 150を2本 400は100を4本として使っている関係で、メモリの数は 120の場合 60の倍数となっています。
選択番号で 各数値は 変更できます。
初期設定// は 当方のデータに戻りますので ご注意ください。
注:10月17日100の容器を変更してあります。
実際に使ってみます。
のような場合、単純計算で容器を選別しにくいと思います。
品名検索のところで Y(ン) 容器のY と覚えてください。
Yエンターで
選別した容器と メモリ番号 それを使った場合の 全体容量等が表示されます。
↑↓ キーは、表示しきれないデータを表示します。
印刷の*エンターは、このデータを 裏印刷レポートから印刷されます。
また、あるシロップ剤は必ず、別扱いになるような場合は、薬品設定で、単品処理をしておきます。
実際には、容器の目盛を複数目盛使い 1回使用量を指定する場合もあります。
1回 **の目盛 2目盛づつ等です。
そこで、機能を追加してあります。
最高 **目盛(忘れました)まで対応しています。
上記の場合、120の容器(60の容器2本使用)で 6の目盛では 1目盛
1の目盛では、2目盛づつと言うことになりますが、実際には 当然ですが 6の目盛を使いことになります。
初期表示は、3選別ですが、実際は8種類選別してフケイの少ない順に表示しています。
表示数(1〜8)を入力しますと、選別出来た表示を数値まで表示します。ただし、選別数が優先です。
選出薬びん(黄色文字)は、フケイ容量の少ない順に表示されます。が、容器の小さいほうがよいようですね。
そのため、3種類までを表示しています。
散剤の監査用のデータは、右端の()内が、薬剤+薬包紙の重量となります。
ご使用なさるなさないは自由です。ご意見・注文はご遠慮ください。