約束処方についての設定方法

設定4.薬品のメモ設定による取り扱いについて

約束処方では、電子レセの場合、薬品名では無く、全て厚生省薬品番号にて請求することになり、薬品のメモ機能は、情報設定で電子レセ用の設定が必要です。

電子レセ用 情報設定について

レセプト発行画面にて、% を押すと、レセプトでの、発行処理剤数と薬品数の切り替えが出来ます。

30剤 14品目=1(今までの処理)

17剤 28品目=2(湯剤・煎剤等使う場合)の切り替えが出来ます。注意:剤数に注意

剤数が多い薬局様では、必ず1を設定して下さい。

今までの漢方薬の設定 メモ=13 K=********    の設定に加え、 13情報= の設定をすることで、約束処方・湯剤・煎剤に電子レセ紙レセに対応させています。設定の確認も紙レセでOK

メモ=13 R=   の方法と同じですが、13情報=(→キーで移動する)に電子レセ用のデータを設定します。

漢方は、R=ですが、13情報= には、必ず K= (約束処方設定)で登録します。

薬品名の場所に薬品番号(普段使う薬品リストの番号です。)を登録するようにします。

薬価計算は、K= 設定により、合計薬価が表示されます。

(参考薬価です。ご活用下さい。)薬品番号が違うと表示されません。

下記(次のページ)に簡単設定の説明がありますが、必ず設定の基本部分はご理解ください。

メモ=13 K=カンゾウ=+センキュウ=1.5+サンシシ=2.6******続く   の場合

「カンゾウ」が 125番 「センキュウ」が 136番 「サンシシ」が 563番 だった場合は

情報=13 K=125=3+136=1.5+563=2.6******続く

のように登録します。 /単位/設定は、使いません。絶対に使わないこと。

また、13情報= 欄は、最大180文字(半角1バイト文字)です。ご注意ください。

13情報には、他に 薬品写真や中身や説明書等の情報も含む場合もあります。その場合は、その情報の後に列記してください。

電子レセデータを作成する時に、薬品番号から、正式に薬品コードに変換します。

尚、1品目が14種類以上ある場合、必ず前記説明の17/28設定にしておくこと。

17/28設定の場合、最大で28品目まで処理できます。28品目以上になった場合、電子レセのチェックで確認できます。

処方せんでの入力は、内服系統の場合は、今までと変わりません。

2種類の湯剤・煎剤を合包する場合、薬品数にご注意ください。

また、合包で服用時点が同じ場合、同じ薬品(2重)は合算し1薬品にまとまります。

上記の設定を通常画面から設定する方法は下記です。

外用・屯用の約束処方の場合、用法設定は必ず複数調剤の設定を使います。

通常の処方入力画面から、薬品番号・数量のデータを活用する方法

上様画面等で、メモ登録用の設定データ(上記)を作成できます。

処方内容をまずは入力します。このとき、投与日数は、必ず 1日分にします。

入力が終わりましたら、 INS キーで、処方年月日 まで戻ります。

処方年月日 の所で  ・ ・ (小数点を2個)入力しエンターします。

画面に「電子レセデータ排出」の旨が表示されます。

次に、薬品設定の画面に行き、情報= のところまで行きます。

薬品設定画面に移行し(→キー)、13情報= の表示をさせ、 ・ ・ (小数点を2個)入力しエンターします。

作成されたデータを 13情報= の最後に追加されます。但し、既存設定の文字数と追加される文字数が多すぎる場合、処理の都合上、既存設定は削除されます。

間違って設定した場合 ESC キーで設定は元に戻ります。

尚、加算等の設定は、今まで通り、メモ=13 を使います。

 

注意:外用薬・屯用薬の場合、今までは、単品用法でOKでしたが、この設定を行うと、レセプト発行時に、手で、全ての薬品を登録した事になります。

そのため、必ず 複数設定の用法を使います。内服薬は、最初から複数処理のため、問題ありません。